93歳の母から電話。
「 今日はお父さんの命日だけど…… この頃の赤旗の新聞を見ると、なんだか恐ろしくなって……年寄が心配したってどうにもならんだけど 」と話す。
私の父は、昭和20年7月19日ニューギニアで戦死した。享年26歳。
ニューギニアの山中に潜んでいて、栄養失調でマラリアにかかり病死。
最後を看取ってくださった同僚が髪の毛と手帳を届けてくださったらしい。
いつも母が言っていたのは、生きて帰った方も銃撃戦を思い出してうなされ、戦死した同僚を思い出してはうなされ、死んだ方がよかったと何度も思われたらしい。
しかし、戦死した戦友の家族を訪ね当時の様子を話すことが生きた自分のできることと何度も何度も訪ねてくださったと感謝していた。
イラクに派兵された自衛隊員も直接戦闘をしていなくても40人からの方が帰国してから自殺されていると聞く。
本当に平和憲法、憲法9条こそ日本の宝だ。
「集団的自衛権行使容認」の閣議決定を撤回させるまで頑張らなくては!