2014年産の米価の概算金が出始めたが、「コシヒカリ」など主力銘柄の価格が1万円を割り、非常事態だと報じられている。
米農家は 「今でさえ生産費を大幅に下回っている米価がさらに暴落すれば、米農家はやっていけない。せめて2万はしないと」といわれている。
安倍政権になって、突然の米政策の見直しで、直接支払交付金を半額にしたり、米価変動交付金を廃止するなど、米政策から撤退しようとしている。
「田んぼを荒らしたくないとの思いで米を作ってきたが、近年のイノシシ対策にももう手をやいている。年をとって体力の限界だ。来年はコメをつくれるかどうかわからん」
「山がの百姓は国からも国民みんなからも見放されてしまっている。この機械(農業用の)が使えんようになったら、わしも終いだ」
こんな声を聞かせてくださる。
足元に火がついている。