行きつけのガソリンスタンドの事務所に入ると、同年代の男性が3人、ストーブを囲んで雑談中。
「共産党の田中さんなら、よう知っとられるだろうけ聞きますけど、島根原発が止まったら電気不足で困ったことになりゃあせんでしょうかいなあ」
「イランから石油を運ぶホルムズ海峡ちゅうとこも封鎖されるだかって言うし、灯油も無けらなこの冬困ったことですで」
「そんなふうに心配される方は多いですけど」と前置きして、
中国電力の原発の占める割合は8%であること。
中国電力は、常に12〜13%の余裕をもっていること。そして
511か所もの点検漏れを起こしながら、その情報を公開せず、点検漏れのまま運転を続けてきたこと。
原発推進の保安院でさえ、全国の商業原発の5段階評価で全国唯一「1」の評価であったことなど話した。
共産党が廃炉を申し入れしたことも。
「田中さん、何で勉強しなるだ?」
「共産党の新聞。赤旗新聞ちゅう共産党の新聞にはよその新聞が恐れてよう書かんようなことでも、ちゃんと書いてあるだ」と日刊紙読者の店のご主人。
早速日曜版を紹介して、議員定数問題にも触れる。
「議員は多すぎる。役にも立たんもんが高い給料もらって」
議員定数問題は、原発のように話は発展しない。
「いい新聞見せてもらって、ゆっくり考えてみるけ」と言ってくださった。