「原発の再稼働やめよ」 「原発なくせ」の声が全国各地で広がっている中、日本共産党鳥取県委員会として、次のような申し入れを岩永書記長、塚田衆院鳥取1区予定候補と行いました。
1、島根原発を再稼働しないこと。
2、島根3号機の建設・運転は断念すること。
3、島根原発3号機周辺の活断層調査は廃炉にする場合でも必要です。徹底して調査を 進めること。
4、島根原発から排出される使用済み核燃料の安全確保に万全を期すこと。
5、上関原発計画は中止すること。
6、「原子力安全協定」は鳥取県内自治体においても、少なくとも立地自治体並みに見 直すこと。
7、貴社としても政府待ちにならず「原発ゼロ」を決断し、自然エネルギーの普及と促進に本格的に取り組み、電力の安定供給確保に努めること。
中電の対応は、鳥取支社副支社長と鳥取支社(広報担当)マネージャーでした。
中電側は「原子力は重要なエネルギーであるという考えに変わりはない。」という前提で、「住民の命は何をおいても重要に考え、足元の電力だけでなく将来も見据えた電力量を考えていきたい」と血の通わない回答に終始。
1号機は30年以上経過しており、玄海原発でも問題になっている。
「60年運転することを前提に保全対策を行ってきた。原子炉の中に圧力容器と同じサンプルを入れて経年とともにどう変化するか様子を見ているので大丈夫」と。
事故や災害は予測できない。原発だけは人間の力では対応しきれない、異質の危険があることが福島の事故で明らかだ。
中電は電力の供給が間に合っているし、原発への依存度も低い。全国で先頭を切っって原発からの撤退をやってほしい。
再稼働については今新しく「規制庁」ができて、新しい基準で安全審査をパスしてから住民に理解を得る。それまでは稼働しないという事であった。
これは「再稼働ノー」の全国の運動の成果だろう。
9月2日の松江の集会を成功させよう!
ごくろうさんでした。中電もですが、やっぱり国が原発からの撤退を決断することが最重要だと痛感しました。