山村の納涼祭に異変

お盆の14日、15日とあちこちで納涼祭が行われています。

私の集落でも、少し奥部の集落でも賑やかに行われ、参加しました。

「皆んな帰ってこいこい!」 と川の上に鯉のぼりを連ねて田舎の爺ちゃんたちが精いっぱいの歓迎。

魚のつかみ取り、焼きそば、かき氷、綿菓子、イカ焼き、ウインナー、ビール・お酒の飲み放題、ビンゴゲーム、カラオケなどなど。

普段は空き家も今日は賑やか。

子どもや若者、里帰りのお父さん、お母さんで、日ごろの集落の10倍くらいの人口。

おや?  3〜4年前まで元気で孫や子どもと魚のつかみ取りやゲームに興じていた爺ちゃん婆ちゃんの姿が少ない。

カラオケのマイクの取り合いもない。

「○○さんは? 」 「 初盆 」 「 あの人は入院中 」 「 施設入所らしい」

70代80代の姿がめっきり少ない。

耕作放棄地や空き家が増えるのも無理はない。

消費税増税法案が成立した。社会保障はどんどん切り捨てられる。

こんな政治が続く限り、山村の納涼祭の異変は続くだろう。

 

 

 

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