体育館で運動会

晴れの週間予報を裏切って、週末は 度々にわか雨に見舞われた。

9日、地区の運動会。前夜から雷を伴ってにわか雨。

遠雷がごろごろ。降るかな……でも晴れそう。

12年前 廃校になった小学校の校庭は準備万端。万国旗もはためいている。

思案の末、体育館で運動会という事に。

ステージに本部を置き、体育館のぐるりが観客席。

集落ごとに列をつくって開会式とラジオ体操。

体操をしても隣同志手が邪魔にならない。それだけ参加者が少なくなったという事。

競技が始まった。

まず、幼稚園児、小学生の100メートル走ならぬ、10メートル?走。

幼稚園児5人、小学生7人。集落と名前が紹介された。

これでは小学校の統廃合やむなしだったのかも。

高齢者の競技になると観客席が空っぽになる。全員参加だ。

「今年の運動会はようけ走らんでもいいけ、楽だわ」と高齢者には好評。

少ない若者がてきぱきと競技を進めてくれたおかげで12時終了。

それぞれの集落が帰って慰労会。

我が家も家族全員が参加した。

夜8時、公民館はまだ賑やかに宴会の居残り組が気勢をあげている。

山間地はますます過疎化していくのを実感した運動会だった。

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