農林漁業者や消費者の団体などが10月2日、東京の日比谷野外音楽堂で3700人が集まっての集会が報道されている。
「政府は大企業とアメリカの顔色ばかり見ているのではないか」
「このままでは地域医療は衰退し、救える命も救えなくなる」
「政府は大震災復興より先にやるものはないはずだ」。集会での代表のリレーメッセージ。
まさに、地域の生の声であり、叫びである。
集会のタイトルがTPPから「食と暮らし・いのち」を守り「国会決議の実現」を求める とあるのは、TPPの異常な本質と政府の対応が国民生活全体の危機だからだ。
秘密交渉の中で、自由化率を上げるなどなし崩し的な譲歩のための環境整備を進めようとしているのは、国会決議をないがしろにしている。
共産党の志位委員長は連帯の挨拶で、「国民への約束は完全に反故にされた。ならばTPPからの即時撤退以外にない。」と挨拶。
更に共同して運動を強めなければ。