未来社会論を深め合う。

末恒の支部会議で「26回党大会決議案」の「日本における未来社会の展望について」深め合った。

「中国共産党が何か物議を醸すたびに、日本共産党も同じに見られてしまう」。 「共産党はおってもらわんと困るけど、政権をとってもらっては困るなどと言われ、口ごもってしまう」。

「26回党大会決議案の未来社会論は待っていた内容だ。支部会議で深めて確信を持ちたい」。

深めるための読み合わせの前に、こんな日ごろの思いが出された。

中国、ベトナム、キューバは、”社会主義に到達した国ぐに”ではなく、”社会主義をめざす国ぐに” 「社会主義をめざす新しい探究が開始された」国ぐにだということ。

中国は今後もかなり長期にわたって、貧困、所得格差の縮小、環境保全、政治体制と民主主義の問題などと格闘を続けていかなくてはならない国として見ていく。

中国共産党指導部にたいして、日本共産党は率直に見解を直接伝えてきている。

又日本が、未来社会へ移行する過程の違いもはっきり述べられている。

発達した資本主義のもとでつくられた経済力引き継ぐことで、中国と違って「健康で文化的な最低限度の生活」を国民すべてに十分保障できる。

自由と民主主義、政治体制についても選挙による国民の審判を受け、議会で多数を獲得することで進むことを綱領で言っている。

党の綱領だけでなく、憲法で国民主権、基本的人権がうたわれ、議会制民主主義を土台とすることを未来社会にも全面的に継承していく。

決議文のこんな部分を深めながら、やはり党を語り、党勢拡大こそ未来社会の展望が開けるとの思いを確認しあった。

それにしてもここの支部会議は楽しい。

 

 

 

 

Share on LinkedIn

カテゴリー: 文子の備忘録   パーマリンク

コメントは受け付けていません。