不可思議な参考人招致

”鳥取市議会文教経済委員会、ガイナーレの塚野社長を参考人招致。”

今朝の新聞でこんな記事を見て不快な気がした。

昨日の委員会の始まる前、委員長が控室に来て「予定にはありませんが、ガイナーレの社長が来られて話をされますので、ご了解ください」と。

一瞬「?」と思ったが「まあ時間があれば聞いてみてもいいか」程度に思って委員会に臨んだ。

議案審議が進み、ガイナーレの練習場整備やバードスタジアムの大型スクリーン設置工事の案件の報告に入ろうとした時、会派「新」の委員から唐突に「塚野社長を呼んで話を聞いたらどうか」との発言があった。

日頃ほとんど発言しない委員なので「何事が起ったのか」と思った。

いつの間にか 委員会場には、マスコミや応援している市議が傍聴席に溢れている。

「何の目的で話を聞くのか」「今日の案件は審議するのでなく、決まったことの報告を聞くのだから、社長が頼むようなことではない」等不快感いっぱいで突然の提案に反発する議員。

「もう話を聞くと来てもらっているなら、気の毒だから5分ほどなら話を聞いたら」等賛否いろいろ。

委員長困り果て、賛否の採決。4対4の同数。委員長賛成で話を聞くことになった。

途端に参考人席が設けられ、塚野社長着席。

委員会で参考人招致の必要性が論議されての招致なら納得できるが、ガイナーレに市から財政支援をという議員に仕組まれお膳立てができていた今回の参考人招致ではないのか。

私は勿論反対した。

こんな体質をただしたい。

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