学校統合

先日の文教常任委員会で鳥取市校区審議会 中間とりまとめの報告があった。

その中の緊急度の高いものの1つに気高・鹿野・青谷中学校の統合問題があり、10月までに方向を出したい旨の話に驚いた。

気高・青谷中学校の耐震対策と関連して、急浮上した課題のようだ。

つまり、両校とも生徒が減少傾向にあり、両校を改築するより鹿野も含めて、3校を統合して1校を新築がベストという案を匂わせた説明だった。

3町の地域審議会でも説明会が開催された。

生徒が減少しつつある現実は認めつつも、教育委員会のいきなりの説明に戸惑いと困惑が見えた。

鹿野では、小学校が統合され、遠距離通学を余儀なくされ、小学校の近くに転居された方も何人かあり、山間部の集落は過疎に拍車がかかった。

合併前は通学費が全額補助されていたが、合併と同時に補助が減額された。

子どもの教育環境の整備は、地域の問題と切り離して考えるべきでない。

今の鳥取市はそれがなされていない。

そして、教育環境の整備についても時間をかけて、保護者と地域が一体になって取り組んでいくべきだ。

議会でも研究し、一緒に取り組んでいきたい。

 

 

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