突然の中学校統合とは!

一般質問で、突然に出てきた気高、鹿野、青谷中学校の統合問題を質した。

1月の文教経済委員会で校区審議会の中間とりまとめの報告があり、突然に西地域(気高・鹿野・青谷)の中学校の統合が俎上にのった。

気高中学校と青谷中学校の耐震診断の結果、「改築が望ましい」という事になり、2校を改築すると20億と膨大な額が必要で、3中学校を統合して新築出来る額を超えるという事で、生徒数が減って3学級しかない鹿野中学校のあり方が緊急に検討を要していることもあり、この際西地域の小中学校のあり方を考えるというもの。

地域審議会やPTAでの説明は、「統合は決定したわけではなく、子供にとってより良い教育環境や学校の在り方を皆さんと一緒に考え、ご意見をいただきたい」という事で始まるが、具体的に統合中学校の建設場所、通学方法など話されると皆さん一様に「市はここまで考えているのか」となってしまう。

合併後、少子高齢化、過疎化に歯止めがかからない西地域では、統合の話は重く受け止められ、動揺が広がっている。

学校統合の問題は、子供にとっては勿論、地域にとっても大きな影響がある。

適正規模以下の学校では、学級運営上、子供の教育上どんな影響があるのか、地域との関係はどうなのか、様々な情報提供や説明が必要だ。

「説明にあたって、具体案は必要だと思った。これからいろいろな形で説明や懇談をしていきたい」との教育長の答弁だった。

協議の期間はは1年しかない。

 

 

 

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