住民投票が無視された全国最初の例に!

竹内市長は、住民投票の結果を無視し、基本方針案を作成して、市民を混乱させている。

みのもんたの「 朝ズバ」 でも放送された。

その番組の最後に「鳥取市は 住民投票結果を無視する、全国で最初の悪しき例になる」とコメントされた成蹊大学法科大学院教授 武田真一郎教授の講演を聞いた。

「住民投票の課題と展望………一票の重さを考える」と題した講演だった。

鳥取市は間接民主主義が重症、つまり議会や市長が市民無視の市政を推進している。これに怒った市民が直接民主的投票(住民投票)を求めた。

「税金を無駄に使わないで欲しい」という市民の財政への強い関心が、耐震改修を選んだ。

当初は、「住民投票結果を尊重する」と言っていた市長だが、今は「民意は変わってきている」と、新築移転の方向に向かっている。

この竹内市長の態度に教授は 「市長は選挙で信任された代表として、民意を実現する責務があり、住民投票結果について尊重する法的義務があり、政治的にも市民の信託を裏切ることになり、大きな責任がある」と。

「「専門家委員会」「調査特別委員会」の調査結果は住民投票に優先せず、市長が人選した委員が出した内容を優先させるのは、裁量権の逸脱、乱用になり、「市民意識調査」の結果も非公式のもの、お手盛りのものであり、住民投票のように条例による正式なものでないので住民投票結果が何より優先する」と明快な説明だった。

そういえば、3月議会で中島議員が市長の政治手法について「市長は自分がやろうと思ったことは、市民の声を聞くのでなく、自分の意見を代弁してくれそうな人間で構成した委員会をつくって、その委員会を隠れ蓑にしている」と批判された。

今、まさにそれだ。

「事ここに至っては、市長選までは保留にしておくのが現実的」と結ばれた。

しかし、そう求められた市民の会の請願が今日特別委員会で不採択となった。

議会も市長も市民からあきれられている。

 

 

 

 

 

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