教育長と懇談

21日、市議団として安倍政権が今国会で成立させようとしている教育委員会「改革」について木下鳥取市教育長と懇談しました。

まず、角谷団長が教育委員会改革で教育長が首長任命になれば、教育委員会の独立性が保てなくなり、教育介入が強まり、国の関与も強まるなど問題点を指摘しました。

木下教育長は、今の教育委員会制度は国家主義的な教育であってはならないという事からできた制度で、途中政治的な関与もあったりしたがとにかく踏襲すべきで、大事にしていかなければならないとの見解をまず述べられほっとしました。

さらに、教育長、教育委員が首長に任命されたからと言って首長のイエスマンになってはならない。教育委員会は執行機関として残り、独立性は残されたのだから、地域や保護者の後ろだてが得られるように努力をし、首長に教育の問題は教育委員会のものだという認識をもってもらうべく、言うべきことは言っていかなければならないとの力強い認識も述べられました。

また 「いじめ」の問題についても「法」や「規則」で対処すべきでなく、教育というフィールドで対処していくのが本来の姿であるの持論であったが、今 社会の力が弱くなってきているので、「法」の力を借りる社会になっていることの認識でした。

鳥取県も鳥取市も 「いじめ防止対策推進法」が作成され、いじめの認知件数が半減していると新聞が報道しています。

学校統合、放課後児童クラブなど今後も懇談をしていきたいと思いました。

 

 

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